ライターの仕事がつらいと感じたら?悩めるライターの3つの処方箋

こんにちは。2018年の春にそれまで勤務していた会社を退職し、フリーランスのライターとして開業したMAYです。
このブログを読んでくださる方々は、少なからずライターに興味があることと思います。すでにライターやブロガーとして活動されている方もいるかもしれません。そんな方々の熱意に水を差すような言い方になりますが、ライターをやっているとたまに「つらい」と感じる日があります。このブログにも「ライター 仕事 つらい」のキーワードで検索流入があるようなので、そういう気持ちになるのは私だけではないようです。
ライターが直面する悩みとしては、肩こりや目の疲れなどの体力的なものから、スランプ状態だったり締切に追われていたりという精神面でのストレスがあります。また、報酬が安かったり、生活リズムが整わないなどのフリーランスならではのお悩みもよく聞きます。そんな悩めるライターのための処方箋は三つ。今まさに「ライターがつらい」と感じている方のために、私なりの解決策をご紹介していきたいと思います。
受ける仕事を見直してみよう
まずは「書けない」「書きたくない」「締切に追われてつらい」「報酬が低い」など、仕事自体がつらいと感じている方向けの処方箋です。
直観を頼ってみて!面白くない仕事は受けないのが一番
ライターとして仕事を始めた頃は「書くことが楽しい」と感じていたはず。それなのに、仕事として色々な案件をこなしていると「決められた文字数を書かなければ」「読みやすい文章を書かなければ」「締切に間に合わせなければ」など、色々なプレッシャーに襲われ、次第にパソコンに向かうのが辛くなってしまうというお悩みです。
そんな方は、一度、受ける案件を整理してみましょう。長く継続している案件であれば、なかなか「辞めます」とは言いにくいと思いますが、時には切り捨てる事も必要です。自分が抱えている案件を断捨離すると、心もすっきりとして、また書くことが楽しくなるかもしれませんよ。断捨離のポイントは以下の通り。
- テーマ(自分にとって大切か?興味があるか?)
- 書くのにかかる時間
- 修正の有無や回数
ものすごく高額の報酬を得ているのでなければ、書きにくい案件は受けないのが一番です。書けない案件が一つでもあると、いつも頭の片隅でそのことが気になり、気持ちが晴れません。書きたいものだけを書く。こういう時こそフリーランスのメリットを活かしましょう。
報酬の最低ラインを決めておきましょう
新しい仕事を受ける時、面白そうだと感じたら、多少報酬が低くても受けてしまいがちです。しかし、一度受けた仕事は、「想像していたよりも大変だ」と感じた時に断りにくいものです。すぐにやめてしまうライターは、信頼も低くなります。そこで、新しい仕事を受ける時、自分の中での最低限の金額を決めておく事をおすすめします。
マニュアルの有無、修正の回数で比べる
SEOの観点から、見出しや本文に含むキーワードの数が細かく決まっているような仕事があります。また、エディターやディレクターなどのチェックが厳しく入り、何度も修正を要求されるような媒体もあります。そういったメディアが一概に悪いとは言えないのですが、私は個人的には出来るだけ避けるようにしています。
キーワード数を指定されていると、キーワードを繋ぐことばかりに気が行ってしまい、肝心の文章に心をこめることができなくなるからです。また、細かく修正が入るようでは、必要以上に時間がかかってしまい、時給に換算すると一体いくら?というような状況になりかねません。ライターとして成長するために、人の目に触れ、修正を重ねる事は大切だと思っています。しかし、それが何度も重なると、そうは言っていられませんよね。
自分らしく自由に書く事ができると、きっと書くという事がまた楽しくなってくると思いますよ。
外の空気を吸ってみよう
ライターとして開業したけれど「一日中家に一人でいると、息が詰まってしまう」「寂しい」「ダラダラと過ごしてしまう」というお悩みをお持ちの方も多いです。在宅ワークは家事や育児の合間に取り組む事ができるというメリットがある反面、孤独感や閉塞感を感じがちというデメリットもあります。
私自身、フリーランスになって改めて「職場」の大切さを再認識しました。場所が変わるという事は、自分の中でのオンとオフの切り替えがしやすいですし、何より同僚や上司とのコミュニケーションがリフレッシュになるのです。何気ない談話から新たな発想が生まれる時もありますし、こまめに動く事が身体をほぐしてくれる場合もあります。人の目にさらされることによって、気持ちも引き締まるという効果もありますよね。
コワーキングスペースやカフェで作業する日を作ってみよう
フリーランスでも自宅ではないスペースで働いてみてはいかがでしょうか?今は様々なコワーキングスペースがあります。電源を使う事の出来るカフェもあります。パソコンと電源さえあればどこでも仕事出来るという利点を活かし、自分にあったコワーキングスペースやカフェを探してみてはいかがでしょうか。
育児しながらライターをしている方は、子供と一緒にカフェで仕事というわけにはいかないですよね。そういう場合は、託児付きのコワーキングスペースや、保育園の一時保育を利用してみてはいかがでしょう。保育園の一時保育は、定期的に曜日を決めて預かってくれる施設もあるようですので、自宅の周りの保育園を調べてみると良いですね。
少しだけバイトをしてみよう
ライターの仕事に支障が出ない程度で、アルバイトをしてみてはいかがでしょうか?定期的に外出して人と顔を合わせる予定ができれば、生活リズムも作りやすくなります。また、社会とのつながりを感じやすくなるのではないでしょうか。
私はライターとして開業した当初から月に2~3日、近所でアルバイトをしています。人と話しながら仕事をすることで、リフレッシュになりますし、同時に改めてフリーランスの気楽さを実感します。何も予定がないよりも、締切に対する意識も高まります。もちろん、ちょっとしたお小遣い稼ぎになるのも嬉しいですよ。
身体を動かしてみよう
一日中パソコンに向かって同じ姿勢で座っていると、肩こりや目の疲れ、冷え性などのマイナートラブルに悩まされる方も多いでしょう。ライターの宿命ではありますが、出来るだけ辛い症状は緩和したいものです。
体調不良の改善には運動するのみ。ジムに通ったり、ランニングしたりしても良いですが、一番簡単ですぐに始められ、且つお金がかからない方法は歩く事です。天気の良い日に軽く散歩すれば、それだけで気分がぐんと良くなるはず。長い時間歩くのが苦手な方は、こまめに分けても良いですね。一日1万歩以上歩く事ができれば、立派な有酸素運動ですよ。
思い立ったが吉日!今日からでも生活を改善できます!
つらいという気持ちが強くなると、気持ちが悪い方ばかりに向いてしまいがちです。しかし、この記事を読んでいただいたのも何かの縁!まずは今すぐに散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。または、近くのカフェで気分転換してみても良いですね。少し気が晴れたら、仕事内容を見直してみたり、アルバイトに挑戦してみたりと、できる事はたくさんあります。
パソコン一つで自分の言葉を世界中に発信できるライターという仕事。つらいという気持ちを超えて、また楽しく誇りを持って取り組むことができるようになると良いですね。