拾ってきたドングリどうしてる!?虫が出なくなる下処理とドングリトトロの作り方

こんにちは。2018年の春にそれまで勤務していた会社を退職し、フリーランスのライターとして開業したMAYです。
秋と言えばドングリ!コロンと可愛らしい形とつるりとした茶色い表面は、なんとも言えない魅力があります。秋になると、子供たちはまるで宝物を集めるようにドングリ拾いに夢中になりますよね。我が家の子供たちも、もちろんドングリ大好き。外から帰宅すると、ポケットやリュックからコロンコロンとドングリが出てくる事がよくあります。
そんなドングリですが、母親にとっての恐怖はドングリ虫。ドングリの中身を食べて成長する虫です。拾ってきたドングリをそのまま家の中に置いておくと、ドングリ虫がドングリの皮を食い破って出てくる可能性があります。可愛らしいドングリから、いきなりドングリ虫の幼虫が出てきたら…と、考えただけでゾッとしますよね。そこで今回は、子供たちの宝物を捨てずに、ドングリ虫の幼虫との遭遇を避けるための下処理方法と、一度は作ってみたいドングリトトロの作り方をご紹介します。
帰宅したらすぐに処理!スピード命です。
↑グツグツ…漢方薬のような不思議な香りが漂います。
子供たちが「ドングリ拾ってきたよ~」と家の中にドングリを持ち帰ったら、まずはすぐに以下のどちらかの下処理をしましょう!処理してしまえば後は安心。すぐに処理して、安心してドングリで遊びましょう。
冷凍庫で1週間凍らせて処理する
魚の寄生虫などを処理するのと同じ方法ですね。拾ってきたドングリをポリ袋などに入れ、冷凍庫で凍らせます。冷凍期間が短いとしっかりと処理されない可能性がありますので、必ず1週間は凍らせましょう。
冷凍した後は、しっかりと乾燥させましょう。
煮沸して処理する
大きなお鍋にお湯を沸かし、ドングリを茹でます。沸騰したら蓋をして5分以上煮たら完成。ぷかぷかと浮いてくるとしっかりと処理されない可能性がありますので、心配な場合は落とし蓋などをすると良いですね。
煮沸した後は、しっかりと乾燥させます。ドングリのアクがドングリの表面についてザラザラすることもありますが、乾いた布などでふき取るとすぐにつるつるに戻りますよ。
ドングリをトトロに!?超簡単なアレンジアイデア
虫が出ないように下処理が完了したら、もう安心。後は子供たちの自由に、家の中でドングリで遊ばせることができますね。そのままでも可愛らしいドングリですが、ひと工夫加えるだけでとても可愛いドングリトトロができます。小さな子供でも簡単に作ることができるので、一緒に工作してみてはいかがでしょうか?
ドングリトトロの材料
- ドングリ
- 白のポスカ
- 黒のポスカ
- ニス(スプレータイプがおすすめ)
ドングリトトロの作り方
ドングリを下処理します。
白のポスカで目とお腹を描きます。
↑こんな感じです。
白のポスカが乾いたら、黒のポスカで目や鼻、ひげ、お腹の模様を描きます。
↑子供にはちょっと難しいかもしれませんが、それもご愛敬!何個かやっているうちに上達しますよ。
ポスカが乾いたらニスを塗ります。
ニスが乾いたら完成です。
↑ニスを塗ると、ポスカが落ちにくくなります。少々面倒でもおすすめです。
気を付けたいポイント
- 塗料は白も黒もポスカで揃えると良いです。白ポスカの上に黒の油性ペンで描くと、黒色がうまく乗らず、しっかりと描くことができませんでした。
- ポスカを塗った後、出来るだけ早くニスも塗った方が良いです。ポスカは手でこすっただけでも簡単に落ちてしまうので、時間を空けると色落ちの可能性が大です。
- ニスは断然スプレータイプがおすすめ。
- ドングリトトロを、台やリースなどにくっつけて作品にしても可愛いですよ!
子供たちの宝物ドングリ!可愛く安心して遊ばせたいですね
ドングリ拾いで楽しんだ後、家の中でもまたドングリで遊ぶことができたら、子供たちも大満足しそうですよね。下処理をしっかりしておけば、虫が出てくる心配も無し!特に気に入ったドングリや、上手にできたドングリトトロなどは、宝箱に入れて大切に保管しておいても良いですね。長雨が続く秋、家の中で工作しながら楽しく過ごしてみてはいかがでしょうか?