おかたづけ育はじめました!目標を「壁に貼る」効果について

こんにちは。男児二人を育てるワーママで、フリーランスで働くライターMAYです。
少し前に保育園の保護者会で面白い話を聞きました。長男のクラス(年中)にいる女の子のお母さんが、「家の壁にペタペタと張り紙をするようになったんです。」と。お母さん曰く、保育園での先生の行動を真似して、自宅でもやっているのではないかとの事でした。それに対して先生も「年中さんは決まり事について、とにかくまじめでストイックに取り組む年ごろ。ルールをしっかり守ろうという気持ちが芽生えるんですよ。」とおっしゃっていました。
文字を読んだり書いたりできるようになってくる年中。そんな風に子供たちは社会を学んでいるのかーと感心し、忘れ物や苦手なお片付けの解決の糸口になるかも?と我が家でも貼り紙スタイルを導入!
今は、断捨離や整理収納が一大ブームですよね。その流れに乗ってなのか、子供に対して片付けの教育を行う「おかたづけ育」という言葉もよく聞くようになりました。ただ「片付けましょう」というのではなく、「どうしたら子供が一番自然な形でお片付けに取り組むようになるのか?」という点に着目しているのが「おかたづけ育」の素敵なところです。お片付けは自立への第一歩。将来、身の回りの事は自分でやるという意識をしっかりもってもらいたいと常々思っていたので、この機会に「お支度ボード」と「お約束ボード」でおかたづけ育を始めてみました。
我が家の手作りお支度ボードとお約束ボード
まず最初に、我が家が導入したお支度ボードとお約束ボードをご紹介します。
ネットで調べるとマグネットタイプのお支度ボードが多いですよね。しかし、我が家には触ったものは何でも破壊し食べてしまう怪獣(2歳児)が生息しているため、マグネットは諦め、子供たちの手の届かないところに「飾る」イメージでチャレンジ。
平日朝の忘れ物防止に!「お支度ボード」
長男自らの提案によって、準備作業を行うお支度スペースのすぐ横の壁に貼ることに。こうすれば、リュックに必要なものを詰めながら、確認することができそうです。早速今朝取り組んでいました。
お片付けのモチベーションアップのための「お約束ボード」
おもちゃの片付けも洗濯物の片付けも、「お母さんがやってくれるだろう」という意識が染みついてしまっている我が家。「自分のことは自分でやってください」と言い聞かせてきましたが、やる気にムラがあるなぁというのが悩みでした。そこで、こちらもボードにしてみる事に。
手作りボードの工夫した点
一見とてもシンプルなボードですが、私なりに工夫した点があります。
フレームに入れて劣化防止
イケアで買い置きしてあったカラフルなフレームに入れてみました。劣化防止にもなるし、見た目も可愛くて気に入っています。
子供の絵で気持ちを込める
私が文字を書いた後に、当事者である長男に好きな絵を描いてもらいました。「見やすいように矢印を書いて、ここには線を引いて…」と本人にしかわからない理論のもと、挿絵が完成。親が書いただけだと押し付けがましいかなと思い、本人の絵で気持ちを込めてもらいました。
番号を振ってわかりやすく
保育園では、何ごとも順を追ってやるようにしているという事を聞いて、こちらのボードでも番号を振ってみる事に。箇条書きよりも小さい子にはわかりやすいようです。
ボードの効果は「考えをすっきり明確にさせること」
お支度ボードとお約束ボードの二種類を作ってみて感じたのは、息子が自発的に考えられるようになったこと。これまでは「リュックに何を入れるんだっけ?」「テレビ見る前にやる事ってなんだっけ」と、私が「はぁ???怒」と言いたくなるような質問を連発していた彼が、今朝はさっとボードの前に行って文字を読んでいる姿には驚きました。
これでお片付けや身支度という行動もスムーズに出来るようになってくれたら万々歳です。この繰り返しが習慣になっていくことを願いながら、母は母の仕事を頑張りたいと思うのでした。
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