私が毎年のクリスマスに同じメニューを作り続ける理由

こんにちは。2018年の春にそれまで勤務していた会社を退職し、フリーランスのライターとして開業したMAYです。
私は子供の頃からクリスマスが一年で一番好きな行事。北海道出身なので、毎年ホワイトクリスマスを味わっていました。空からちらちらと降ってくる真っ白の雪がたまらなく素敵で、よく窓から外を眺めていました。
外は寒いけれど家の中は温かく、友達や家族とパーティーして、プレゼント交換したりご馳走を食べたり。ツリーの飾り付けも楽しかったし、クリスマスソングを歌うのも大好きでした。
実家でクリスマスを祝う事はもうありませんが、これからは私が自分達家族のクリスマスの伝統を作っていく番かなと思いながら、毎年クリスマス準備に励んでいます。中でも特に私が大切にしているのがクリスマスの食事です。私は毎年クリスマスに「ぎゅうぎゅう焼き」を作っているのですが、同じメニューを飽きずに続ける理由を書いてみたいと思います。
ぎゅうぎゅう焼きとは?
名前から和風のメニューをイメージしてしまうかもしれませんが、ぎゅうぎゅう焼きはいわゆるロースト料理です。ハムやソーセージ、シーフードなどと一緒に野菜をたくさん。全てを食べやすい大きさにカットして、耐熱皿(またはオーブン皿)にぎゅうぎゅうに敷き詰め、オーブンで30分程度焼くだけ。とても簡単な料理です。
味付けはシンプルに塩・胡椒・オリーブオイルでOK。物足りない場合はバーニャカウダソースやバジルソースなどにディップしても良いですね。
冷蔵庫の中の半端な野菜を使い切ることも出来るし、なんといってもじっくり焼いた野菜は美味しい!子供たちもパクパク食べてくれます。
クリスマスに定番メニューを作る三つの理由
子供の好きなメニューは毎年変わるし、同じ料理ばかりだと飽きてしまうのでは?と思う方もいるかもしれません。しかし、私が毎年同じ季節に同じ料理を作るのには理由があります。
①とにかく楽
クリスマスは友達や家族とパーティーする機会が増えますよね。外食したり持ち寄ったりして、その都度メニューを考えたり買い出しに行ったりと大変です。「うちのクリスマスメニューはこれ」と決めて周りに伝えておくと、そういった調整を省略することができますよね。それが毎年の事になると「〇〇ちゃんの家はぎゅうぎゅう焼き作ってくれるよね?」というように本格的に定番化して、事前の打ち合わせなどかなり楽になります。
また、毎年作るのでレシピを見なくても作ることができるというのも時短ポイントです。クリスマスの日は他にもケーキなどの準備で手が足りなくなりがち。料理にはあまり手間をかけたくないですよね。
②安心感がある
我が家の子供たちはまだまだ手がかかるお年頃。見たことのないメニューや気に入らないメニューが食卓に上がると、「いらない~」と手を付けずに終わる事も。手間暇かけて作るご馳走メニューの場合、それが特に顕著に現れます。せっかくのクリスマスの日に、何も食べられないというのはかわいそうですし、作り手としても悲しいですよね。
その点、毎年食べている定番メニューなら安心です。「いつものコレね」という感じで子供たちも安心。
➂思い出になる
私が定番料理にこだわる最大の理由は「思い出になる」という点。大げさな…と思われるかもしれませんが、あなどる事なかれ、舌の記憶!!!
人はみな、色々な感覚で物の記憶を残しているものです。目で見た記憶が一番わかりやすいですが、臭いや味、感触、音など、全てに記憶があるのです。
料理というのは、実はその全ての感覚を使って味わうものなので、記憶に残りやすいんです。食感や香り、噛んだ時のカリっという音、そして味わい。同じ料理を食べる経験を重ねれば重ねるほど、その記憶は定着していきます。そして、そんな味の記憶と一緒に、我が家のクリスマスの楽しい思い出を脳に焼き付けてしまおうというのが私の作戦です。
子供たちが大人になった時、どこか遠くの町で「ぎゅうぎゅう焼き」と似たような料理を食べた時、ふと色々な記憶が蘇って、幸せな気持ちになってもらえたらなぁというのが私の夢です。
「我が家の味」作戦はおすすめです
年中行事のすべてに定番料理を作る必要はありませんが、自分が大切だと思う特別なイベントの際にはおすすめです。名付けて「我が家の味」作戦。子供たちがもう少し大きくなったら、作るところから一緒にやってもらい、しっかり作り方も伝授しようと思っています。
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