楽しさが広がる「年中組」の一年間!インスタから子供の成長を振り返る

桜が開花しましたね。
春は出会いと別れの季節。我が家の子供たちが通う保育園でも今月上旬に卒園式があり、年長組の子供たちはすでに「卒園児さん」と呼ばれている今日この頃。あと一週間すれば、もう新しい年度が始まります。子供たちも進級を前にドキドキワクワク。親は親で、年度変わりに向けての準備でバッタバタ。
我が家の長男は、いま年中組。この春からいよいよ年長組に進級します。成長という意味では、小学校入学前の年長の一年間に注目してしまいがちですよね。しかし、私は年中の一年間こそ、子供の成長をピュアに実感できる期間だと思っています。できることが増えて、興味の幅も広がり、少しばかり頼もしくなった長男。卒園というプレッシャーを感じる事なく、ただただ日常生活を満喫できた一年間。そんな年中の一年間は、例えるなら「楽しさがどんどん広がっていく」ような期間だと思います。この一年間のインスタ投稿を通して、長男の成長について振り返ってみたいと思います。
手先が器用になり、興味の範囲が広がった
年中の一年間での成長としてまず挙げたいのがコレ。絵具を使ったお絵描き、はさみやのりを使った工作、プラバン、折り紙など、保育園では毎日のように新しい活動を経験してきました。何かを作る事によって得られる達成感を感じることができるようになってきたのかもしれません。家でも「やりたい!」という事が増え、興味の幅がグンと広がりました。私自身、息子の絵が大好きになり、インスタでは一時期「#子供の絵」というハッシュタグばかりつけて投稿していた親バカな時期があります。笑
絵具のどっぷりとした質感や色と色の重なりに興味津々だったころ。
経験を工作で再現する!その発想に親は脱帽です。
昔なつかしのプラバン。保育園でやったのが楽しかったらしく、家で何度も遊びました。
こんなこともありました・・・
読み書き
長男が読むことに興味を持ち出したのは年少の後半。かるたゲームにはまったのがきっかけでした。まずは自分の名前に入っている文字などの好きなひらがなを何個か読めるように。年中の春くらいからは「読んでごらん」と絵本を自分で読むよう促し、どんどん読むのが上達しました。
絵に自分の名前をサインするようになると、書く方にも興味がわき、年中の今では自分の名前なら何も見ずに書くことができるほど!ひらがなとカタカナをどうにか駆使して、お手紙を書く事もあります。自分の気持ちを言葉にできるって素晴らしい。そして、それを書き残すことができるのはもっと素晴らしい。その楽しさに出会った一年でした。
かるたは昔ながらの知育玩具!?
「ひらがな」も絵の一部だった頃。
忘れ物を克服するために貼り紙を。読む能力が実生活にも役立つように。
初めて書いたサンタさんへのお手紙。 教えてもいないのにハートマークいっぱいで可愛い。
食べること、作ること、生活すること
家事に今まで以上に興味を示し、何でも手伝いたいとしつこく言うように。そこまで言うならと、私も渋々キッチンへ長男を入れるようになりました。刃物や火を使うキッチンに子供を入れるのは、親としても簡単なことではありません。万全の準備を整えて挑みたいものですが、何せそんなことをしている時間がない。簡単な作業から、短時間から、と徐々に慣らしていくと、親の心配はよそに、案外しっかりとお手伝いしてくれたのです。危険についてはしっかりと伝え、見守る姿勢は万全に。しかし、心配し過ぎず、子供の「手伝いたい!」という気持ちを大切にしていこうと改めて感じたのでした。
料理ができるようになると、今まで以上に食への関心も高まります。自分が作った食事は美味しいと感じるものですよね。我が家では、夫婦ともに料理好きなので、料理番組を見たり、美味しいものを食べ歩きしたりという楽しみも一緒に共有できるようになったのは、親としても嬉しいポイントです。
こういった細かい作業は助っ人がいるだけでグンと楽しくなりますよね。
もはや、粘土遊びでは・・・?
切る、並べる、焼くなど、料理方法の幅も広がっていきます。
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長男の背中を見ている次男も、早くお手伝いしたくてうずうず。こちらはまだキッチンには入れられませんが、ダイニングテーブルで出来る範囲のお手伝いをさせたら、大興奮していました。
子供の成長がどんどん目に見えるようになるのが「年中」の時期
子供を出産してから数年の間は、授乳したりオムツを替えたり、子供の日々のお世話をするだけで時間が過ぎて行ってしまいますよね。そんな中で子供の発育を感じる事はあっても自立につながる「成長」を実感する機会はほとんどありません。
しかし、まだまだ先だと思っていた「自立」のきっかけが見えるようになるのが年中組。今回まとめたような心身の成長に伴い、「自分で出来る」「自分でやってみたい」という気持ちがどんどん加速してくるのです。
そんな我が子の成長に少し寂しさを感じつつも、「伝えれば響く」今の時期を引き続き楽しみたいものです。