育児も家事も「書く」ことで楽しくなる

高品質な「こたつ記事」を納品したい!取材無しでも内容の濃いライティングに仕上げるコツとは?

2021/02/05
 
この記事を書いている人 - WRITER -
ライターMAY
子育てと仕事の両立に悩んだ末、フリーのママライターに転身。大変・辛いと思っていた日々の育児・家事は、ライター目線で見るとネタの宝庫!?子育ても仕事も自分らしくマイペースで。そんなわがままなライフスタイルを叶えてくれるママライターの日常を記録していきます。

こんにちは。男児二人を育てるワーママで、フリーランスで働くライターMAYです。

ウェブ上には様々な情報がありますが「特に取材を必要とせず、インターネットで調べものをするだけで書くことができる記事」のことを業界では「こたつ記事」と呼びます。またそのような記事を書くライターの事は「こたつライター」とも。どちらも良い印象ではありません。こたつにぬくぬくと入りながら、ちょちょいと適当に調べて書いているようなイメージが浮かび上がってきますよね。PV稼ぎのためだけに書いた内容の薄い記事というような意味でも使われます。

しかし、ママライターとして子育てしながらライティングの仕事を受けている人のほとんどは、この「こたつ記事」案件を受けて仕事をしていく必要があります。完全在宅でライターをやろうと思っているのですから、取材などに出かけている暇はないのです。子供が昼寝したり一人遊びしたりしている時間を使って、必死に記事と向き合っているのです。

そこで今回は、インターネットでの調べものに基づいた取材無しのライティングでも、「面白い」「もっと読みたい」「勉強になった」と思われるような質の高い記事に仕上げていくためのポイントをまとめてみました。

生活のすべてを使ってネタ探しを

ライターの仕事はパソコンに向かって文章を書いている時だけではありません。「何を書くのか」というネタ探しや、そのネタを膨らませて構成したりするのが、実は一番時間を費やす作業なのです。自分で企画出しをする場合はもちろんのこと、企画を与えられて書く場合であっても、その企画(ネタ)を自分のものにしていくためには、生活の中にネタを見出す目線を持つ事は必要です。

例えば「離乳食 食べない」というようなキーワードで記事を書く場合を想定してみます。これらのキーワードをサーチエンジンで検索し、出てきた他の記事を参考にしながら構成していくというのが一般的な「こたつ記事」の書き方ですよね。しかしそれでは、他の記事と似たような内容のものにしか仕上がらず、結果、誰でも書けるような記事になってしまいます。

自分にしか書けない記事にするために、私なら次のようなネタ探しをしてみます。

  • ママ友と離乳食について雑談する
  • スーパーに買い物に行った時に、離乳食コーナーに寄ってみて、既製品にどんな工夫がされているのか調べてみる。(とろみが付いている、出汁をきかせている、小さく切ってある、柔らかく煮てあるなど)
  • 役所などでもらったパンフレットや母子手帳の離乳食関連ページの情報をよく読んでみる。
  • 本屋さんで離乳食に関する本を探してみる。

これらは子供と一緒に日常生活の中でも出来るプチ取材とも言えますね。

実体験や感想は必須

ママライターが書く「妊娠・出産・育児」系のライティングに一番必要なのは体験談ですよね。こたつ記事であっても、やはり自分が実際に体験した経験談やその時の自分の気持ちを率直に書くと、読み応えのある役に立つ記事になります。

先ほどの例の続きで「離乳食 食べない」というキーワードで記事を書くことを想定してみましょう。もし自分も同じような経験をしたことがある場合は、どんな工夫をして、どのような効果が表れたのかという事を書いてみると良いですよね。またその時に感じた気持ちも一緒に書いてみると、より共感を呼ぶライティングになるでしょう。

独特の切り口を

同じネタを元にしていても、切り口や文章の構成の仕方によって記事の内容はかなり異なるものになります。キーワードを見て一般的に想定されるような切り口以外を狙ってみると、面白い記事になる場合があります。

「離乳食 食べない」というキーワードを見ると「赤ちゃんが離乳食を食べない場合はどうすればよいのか?」という悩みが想定されるので、対策系の記事を書いてしまいがちです。しかし、あえてそれとは違った路線を狙ってみましょう。

  • 離乳食を食べないと赤ちゃんにどんな発育影響があるのか
  • 離乳食を食べないのは私のせい?ママが陥りがちな負のメンタルスパイラル

この時、一般的に想定される方向性とは別路線を狙いつつも、検索意図から離れずという程よい距離感を保つことが大切です。まったく見当違いの記事を書いても誰も読んでくれませんからね。

高品質こたつライターは「コラムニスト」!?

完全在宅でも仕事が出来るという意味での「こたつ記事」はやはりライターの醍醐味です。生活スタイルに合わせて柔軟に働く事ができますし、何より家事や育児、介護、通院などとの両立がしやすいという大きなメリットがあります。

こたつ記事は別の言い方をすると「コラム」とも呼ぶことができますよね。あるテーマについて自分の主観に基づいた文章を多面的に掘り下げて書いていくというライティングスタイルです。せっかくなら「こたつライター」ではなく「コラムニスト」になりたいですよね。今回ご紹介したようなポイントに気を付けて、自分にしか書く事の出来ない「高品質こたつ記事(=コラム)」に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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