ズボンの穴、どうしてる?子供服をおしゃれに補修する方法

こんにちは。2018年の春にそれまで勤務していた会社を退職し、フリーランスのライターとして開業したMAYです。
子供ってよくズボンの膝に穴をあけてきますよね。5歳になる我が家の長男はとにかくわんぱく。少しでも広い場所があればすぐ全力で走り回っています。スライディングにもハマっているらしく、最近では新しいズボンも数回履いただけで膝に穴をあける始末。2歳の次男は、まだ上手に歩くことが出来ず、転んでばかり。ズボンに少しでも穴があくと気になるらしく、指を入れて穴をさらに大きくしてしまいます。
履き古したズボンであれば、思い切って古布にしてしまいますが、新しいものはそうもいきません。しかし、こんなに頻繁に破かれては、補修するのも面倒に思ってしまいますよね。
やるなら本気で!可愛く!そしてブログのネタになる方法で!笑。という事で、ズボンをいかに可愛く補修できるのか!?話題のダーニングやステッチなどの手法でチャレンジしてみました。
小さな穴にはダーニングがおすすめ!手織り柄で可愛く補修します
ズボンの穴がまだ小さいのであれば、ぜひ試していただきたいのがダーニング。刺繍糸を縦と横に織りながら塗っていきます。一見かなり手の込んだ方法のように見えますが、数センチ程度の小さな穴であれば1時間くらいで出来てしまいます。途中で糸の色を変えると、まるで芸術品のような仕上がりになりますよ。
ダーニングはズボンの穴以外にも、靴下やニットの穴、袖口のほつれの補修にもおすすめです。
ダーニングの材料
- 刺繍糸…2色(途中で色を変える場合は、さらに色を追加してください。)
- 針…2本
- ダーニングマッシュルーム(持っていない場合は、ハーブの空き瓶と輪ゴムで代用できます。)
- 補修布(アイロンで付けるタイプ)
ダーニングのやり方
- 補修が必要な部分をダーニングマッシュルームにセッティングします。
- 穴の縁から1㎜くらいの部分に糸を通しながら、縦糸をかけていきます。縦糸同士の幅は出来るだけ開かないようにします。(ただし、重ならないように注意します)
- 穴に縦糸をかけ終わったら、針に刺繍糸を通したままの状態で一旦留めておきます。
- 別の針に違う色の刺繍糸を通して横糸をかけていきます。上下どちらでもやりやすい方から始めます。
- 縦糸と同様に穴の縁から1㎜くらいの部分に糸を通します。縦糸に対して、横糸が上下交互にかかるようにして穴の反対側の縁まで織っていきます。穴の縁に糸を通し、反対向きに織り進めます。これを繰り返します。
- 横糸が全て完了したら、ダーニングマッシュルームをはずします。縦横それぞれの刺繍糸を裏側に持ってきて固結びで留めます。
- 補修した部分の裏側に補修布をアイロンで装着し、完成です。
比較的大きな穴にはステッチがおすすめ!ポップでオシャレな雰囲気に
穴のサイズが数センチ以上になってしまうと、ダーニングでは補修しきれません。そんな時は、ハギレをステッチで縫い合わせてみましょう!穴の縁はあえてボサボサのままにしておくのがオシャレポイントです。ステッチは初心者ならまずはクロスで。上級者は波縫いにしたり、結び目を作ってポコポコにしても可愛いですね。
ステッチの材料
- ハギレ…穴より少し大きいサイズのもの
- 刺繍糸…1色以上
- 針…1本
- マチ針…数本
- 補修布(アイロンで付けるタイプ)
ステッチのやり方
- ズボンの穴のホツレ糸を綺麗にカットし、穴がしっかりと丸く開くようにします。穴の縁のホツレ糸は出来るだけ短くカットしておきます。
- ハギレを穴の裏側にあて、マチ針で固定します。
- 穴の縁の周りを適当にステッチしていきます。この時、ズボンの裾を折っておくとステッチしやすいです。
- 全体的にステッチが完了したら、ズボンの裏側で刺繍糸を固結びして留めます。
- 穴の裏側部分に補修布をアイロンで装着し、完了です。
ズボンの穴もダーニングやステッチでオシャレなワンポイントに!
ダーニングにハマると、穴が開いてなくてもチクチク刺繍したくなります。幸い、我が家は次から次へとズボンの穴が見つかるので、いつでもチクチクできるのですが。笑
我が家のメンズは、動きやすさ重視なのでいつもシンプルな服を着ています。しかし、ダーニングやステッチしたズボンを履いていると、ワンポイントが可愛らしく、味があってなかなかオシャレな着こなしに見えてくるのだから不思議です。意外と頑丈なので、その後なかなかほつれないのも魅力です。
少しの手間はかかりますが、その分リターンも大きいダーニングやステッチ。今度ズボンに穴が開いたらぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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